ペットイメージ

心の支えになってくれるペット

私は高校を卒業してすぐに就職しました。
社会人になって最初の1年は実家で暮らしていましたが、その1年の間にお金を貯めて社会人2年目には自分でアパートを借りて暮らすようになりました。
一人暮らしを始めて1年経った頃にたまたまペットショップで見かけた雑種の子ネコを見かけました。
私の実家でもネコを飼っていて、ネコ好きだった私はついつい目が向いてしまいました。
ケージの中に全部で4匹いて、この4匹は兄妹だということでした。
最初は見るだけのつもりだったのですが、私があまりにも見ているものだから店員さんが子ネコを抱かせてくれたのです。
4匹の子ネコは皆手の平に乗るほどのサイズで、ふわふわしていてとても可愛かったです。
4匹のうち、3匹はとても元気に動き回っていたのですが1匹だけスヤスヤと眠っていました。
私はこの子だったらおとなしいから飼っても大丈夫かもしれないと思いました。
当時、私には付き合っている人がいて一緒に暮らしていたのですが、その彼も賛成してくれました。
こうして、このおとなしい子ネコは我が家のペットになったのです。
しかし、おとなしいと思っていたこの子ネコは家に着いた途端とても元気になってしまったのです。
ちょっと計算違いだったなあと思いましたが、私は子ネコと一緒に暮らすことを後悔はしませんでした。
それから3年後、私と彼は結婚し転勤族だった彼について色々な土地へ引っ越しを繰り返しました。
もちろん、ネコも一緒です。
よく、イヌは人についてネコは家につくと聞くので引っ越しを繰り返すことに対して少し心配したのですが、そんな心配をよそにネコはそれぞれの家で少し暮らすと、自分のお気に入りの場所をみつけてはくつろいでいました。
結婚してから5年後、残念なことに私たち夫婦は離婚することになりました。
ネコは私が引き取ることにしました。
そして、いよいよ私とネコが引っ越す前日のことです。
いつもなら私のそばにばかりいて、いつも一緒に寝ていたネコがその夜だけは主人のところへ行き、その晩だけは彼と一緒に寝たのです。
私は『この子も何か感じているのかな』と思いました。
私は彼と付き合い始めてからのことを色々と思い出していました。
二人で一緒に暮らし始め、途中でネコも一緒に暮らし始めて嬉しかった事、楽しかった事、辛かった事、悲しかった事・・・本当に色々な事がありました。
もしかしたら、言葉を発することは無いけれどネコも彼との別れが寂しかったのかもしれません。
あれから、10年経ちました。
現在ネコは18歳を迎えて今も私のそばにいてくれます。
私一人では、耐えられないような時間をネコはいつもそばにいて一緒に過ごしてくれました。
この子に対しては本当に感謝でいっぱいです。
あとどれくらい生きてくれるのかわかりませんが、最期までしっかり面倒を見たいと思っています。

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